コラム
【料金体系】ServiceNowの利用料金、ライセンスの契約形態について
ServiceNow
ServiceNowは利用料金が高い、と言われていますが、
いろいろな形での契約形態があります。
弊社シスラボも、App Engine Studioと、Now Assist for Creatorを契約して運用しています。
導入する際、実際に金額感を探るため、Web検索をかけてみましたが、正確な情報は有りませんでした。
※明確な料金は出せないようです(契約の形や為替レート、社員数に依るため、簡単にご説明できない)
なので今回は、どういう形で料金を計算するのか、ライセンス契約形態の例を簡単にご説明します(2024年2月時点)。
この記事を読むと
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契約形態や料金体系に関する情報が手に入ります
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機能に関する知識を獲得できます!
ServiceNowはどうやって契約するの?
ServiceNowの契約は、ServiceNow Japan社もしくはパートナーを通して行います(日本国内)。
ServiceNow Japan社と直接話すと、細心のアップデート情報などを早く伝えてもらえます。
対し、実際の導入事例やノウハウを共有しやすいのはパートナーかもしれません。
また、導入・立上げ作業を自社で行うのは難しいので、最初は開発パートナーにお願いするケースが殆どです。
どの領域から導入する方が良いのか、どれくらい費用を見込むのか、まずはお問い合わせください。
契約形態は?
ServiceNowは、Now Platformという環境で動きます。
基本的には、どの領域で契約するかに応じて、Now Platform上で使える機能や、付加される機能が変わる形です。
シスラボでは、App Engine Studioを契約したので、
Now Platform上の、App Engine関連の機能が公開・開発可能になっています。
加えて、Now Assist for Creatorも契約したため、
一部開発において、AIのサポートを受けられる機能が追加されました。
使える機能はまた後日、ご説明します。
利用料は?
利用料は、ざっくりですが、2パターンの契約形態が多いです。
①一部が使う
ServiceNowは、実は申請等で使うユーザーアカウントを、無料で用意できる契約があります。
その場合、有償になるのは、
- 管理者 / 開発者
- 承認者
です。ただし、有償アカウントのID毎料金はお高めになります。
②みんなで使う
非常にわかりやすい、全社契約のスタイルです。
ログインするユーザー当たりの金額がかかりますが、
契約する領域によっては、
①契約の管理者ライセンス1つ分で、
②なら6人分以上を契約できるくらい、金額は安くなります。
総括
いかがでしたでしょうか。
今回はちょこっとだけ金額面のお話をしました。
Service Catalogの真価は、【周辺システム連携】と、【機能拡張】にあります。
マスタを統一することによる作業や改修、新規システム導入のし易さや、
連携の組みやすさによる、運用の効率化は、
大きなコストメリットを生みます。
自社ならばどういう形で導入できるのか、是非一度相談をしに来てください。
シスラボは、今後も新しいリリース情報を公開していきます。
詳細を知りたい方は、是非一度お問い合わせください。