コラム
ServiceNowとは
ServiceNow
ServiceNowとは「SaaS型ワークフローシステム」、「業務効率化、業務改善化システム」として、
企業・組織のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための
様々なサービスを提供しております。
TVCMや広告を介して、一度は耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。
ただ、幅広いサービスが提供されており
「何となく知っているが、詳しくはわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「ServiceNowとは何か」「ServiceNowの良さ」についてお話いたします。
【この記事を読むと】
- 業務効率化システムであるServiceNowの全体像がわかる
- 様々なワークフローシステムの中で、なぜServiceNowが選ばれているのかがわかる
■ServiceNowとは
ServiceNowとは
「業務の効率化、自動化によって、人の力を新たなサービスの提供や事業拡大などに集中させ、ビジネスの成長を手助けする」ツールです。
業務の効率化、自動化のために各種ワークフロー
(IT部門向けのTechnology Workflow、カスタマーサービス部門向けのCustomer Workflow、人事部門向けのEmployee Workflow)があります。
そして、それぞれのワークフローには、様々なアプリがあります。
(Technology WorkflowのITSM、ITOMやCustomer WorkflowのCSMなど)
この各種アプリによって、企業・組織の業務効率化、自動化を実現します。
また、アプリの提供だけではなく、アプリ開発のプラットフォーム(PaaS)も提供します。
標準のアプリのみでは、解決ができないことでも、会社・組織が自分たちにあったアプリを開発できます。
(更に開発はノーコード、ローコード)
このように、ServiceNowとは業務効率化、自動化を行う様々なアプリの集合体であり、
さらには、自ら開発ができる環境も提供をしてくれるシステムというわけです。
■ServiceNowの良さとは
ServiceNowの良さは大きく3つです。
①現行システムの継続利用が可能
現在、部門ごとに異なるシステムを利用されている会社もあるかと思います。
(例えば、IT部門はKintone、カスタマー部門はSalesforce、財務部門はSAPなど)
異なるシステムの利用はそれぞれの部門のデータはそれぞれの部門でしか使うことができず、
うまくデータ活用ができていない状況に陥りがちです。
何か、新しいシステムに置換えようにも、多くの手間、お金、時間がかかってしまいます。
しかし、ServiceNowであれば、導入後、現行システムとの連携が可能となります。
多くの手間、お金、時間をかけることなく、
現行のシステムは使用したまま、データをひとつにまとめることができ
更なる企業の成長に繋がります。
②自社に合せた設定が可能
先ほど、様々なワークフローアプリがあると説明をいたしました。
もし、そのアプリを使用しながら、
「もう少し、ここのフローがこうなっていれば、自社に合うのに」と思われることもあるかもしれません。
そんなとき、ServiceNowであれば、自社に最適なワークフローに変更することが可能です。
また、アプリ開発プラットフォームの機能を使用し、アプリに追加機能を加えることも可能です。
③機能の拡張が可能
プラグイン等も充実しているため、アプリ以外の機能拡張も様々です。
例えば、「セキュリティ侵害の痕跡を記録し、対策を強化する機能」や
「様々なSaaS、オンプレ、アプリとServiceNow のデータ連携ツール」など
自社の業務をより、効率化するために必要な機能(②ではまかなえない機能)を拡張することができます。
いかがでしたでしょうか。今回はServiceNowとは何かという全体像と、
ServiceNowの良さについてご説明をいたしました。
シスラボは、ServiceNow社より、開発パートナーの認定を受けており、
製造業や通信業など、様々な導入実績がございます。
ServiceNowを最適な形で利用できるよう、ご提案~運用保守まで一貫してサポートをいたします。
まずは、ご質問・ご相談からでも問題ございませんので、お気軽にお問い合わせください。